先月公開した記事では、問い合わせ上位施策に共通する特徴として「参加しやすさ」を挙げ、参加しやすいキャンペーン施策についてご紹介しました。
7月のお問い合わせ内容を集計し見えてきた傾向は「1度きりで終わらない施策」への関心が高まっている、ということでした。この記事では問い合わせ内容から見えてきた傾向と業種別のおすすめキャンペーン施策等をご紹介していきます。
少しでもキャンペーン施策を検討されているご担当者様の参考になりましたら幸いです。
今、関心が高まっているキャンペーン施策
7月のお問い合わせを集計したところ、以下の施策への関心が高い結果となりました。上位施策を5つご紹介いたします。
- レシート応募キャンペーン(37%)
- フォトコンテスト(21%)
- SMARTCROSS Form(13%)
- シリアル応募キャンペーン(10%)
- マイレージキャンペーン(8%)
今回のランキングで特徴的なのは、「1度きりの参加で終わらない施策」への関心が高まっている点です。
特にレシート応募、シリアル応募、マイレージキャンペーンは、購入や参加をきっかけに継続的な接点を作りやすい施策です。
6月の問い合わせランキングと考察についてはこちらの記事で紹介しております。よろしければ併せてご覧ください。
ランキングから見えてきた変化
今回のランキングで特徴的なのは、「1度きりの参加で終わらない施策」への関心が高まっている点です。
例えば、
- レシート応募は継続購入と相性がよい
- シリアル応募は購買回数を増やしやすい
- マイレージキャンペーンは複数回参加を促しやすい
- フォトコンテストは継続的な投稿や接点につながる
などの特徴があります。
お問い合わせ内容からは単に「参加がしやすい」というだけでなく「継続的な接点を作りやすい」施策への関心が高まっている、ということが見えてきました。
なぜ今、継続参加型キャンペーンが注目されているのか
近年では、いかに「1回の施策で参加数を多く獲得するか」ということよりもどうしたら「自社の商品・サービスのファンになってもらえるか」ということを重視する企業が増えてきている印象があります。これには消費者行動の変化や企業側が求める成果の変化などが影響していると考えられます。
継続型キャンペーンが注目されている理由を5つ挙げて継続参加を生むためのキャンペーン設計に必要なことを考えていきます。
①猛暑や荒天による消費者行動の変化
近年は猛暑や台風、大雨などの影響によって、消費者の行動が大きく左右されるケースが増えています。気象と消費行動の関係については、日本気象協会や気象庁の調査でも、気温や降水量が来店や購買行動に影響を与えることが報告されています。
暑い日や雨の日は、
- 外出頻度が減る
- 滞在時間が短くなる
- 買い回りが減る
といった変化が起こりやすくなります。
そのため企業側も、「その日の来店」だけではなく 「次回につながる接点づくり」を重視するようになっていると考えられます。
消費者行動の変化に伴う「環境に合わせたキャンペーン設計」については以下の記事でも詳しくご紹介しています。
②消費者の選択肢が増えている
現在の消費者はECサイト、SNS、動画視聴、サブスクリプション、ポイントサービス等、多くの選択肢に囲まれています。情報を比較してよりお得に商品・サービスを手にすることへの「当たり前」化が進んでいます。
そのため、単発のキャンペーンだけではすぐに忘れられてしまう可能性がありますし、単に商品やサービスをお得に獲得する手段となってしまう可能性もあります。
だからこそ、
- また参加したくなる
- 続けたくなる
- 次回も思い出してもらえる
という設計への注目が高まっていると考えられます。
③新規顧客獲得コストの上昇
さらに広告費や集客コストの高まりによって、企業にとっては「新規顧客を増やすこと」だけでなく「一度接点を持った顧客との関係を続けること」の重要性が増しています。
レシート応募やシリアル応募、マイレージ施策などは単なる「応募」ではなく、継続的な接点づくりのきっかけとして活用しやすい施策です。
販促コスト削減とデジタルキャンペーンについては以下の記事でも詳しく紹介しております。
④企業が求める成果の変化
以前は、キャンペーンの成功=応募数という評価軸が一般的でした。
しかし現在は、
- 継続購入
- ブランド接触
- 会員顧客の獲得
- LINE友だち獲得
- データの蓄積
など、応募数以外の成果も重視されるようになっています。
そのため、「1回だけ参加する施策」よりも「行動を積み上げる施策」への関心が高まっていると考えられます。
⑤データ活用ニーズの高まり
今回のランキングには、SMARTCROSS Formもランクインしています。
様々な用途のフォームを作成できるツールですが、フォーム施策は単なる応募受付ではありません。SMARTCROSS Formでは取得した応募データが自動的に集計され管理画面内にグラフで表示されます。
取得した情報を活用することで、
- 継続コミュニケーション
- セグメント配信
- 次回施策の改善
などにつなげることができます。
前述したとおり、企業が求めているものが「応募者数」から「継続してつながれる顧客情報」へ変化していると推察できます。
SMARTCROSS Formについては以下の記事でも詳しく紹介しております。
継続参加を生む3つのポイント
問い合わせ上位となったキャンペーン施策には、いずれも継続参加を促す工夫が取り入れられています。継続参加を生む施策のポイントを整理していきます。
① 行動の積み上げが見える
人は「あと少しで達成できる」と感じると、行動を続けやすくなると言われています。
例えば、
- ポイントが貯まる
- スタンプが増える
- 応募口数が増える
といった仕組みは、
ユーザーが達成状況を把握しやすく、次の行動につながりやすくなります。そのためマイレージキャンペーンやスタンプラリー企画は継続参加と相性がよいとされています。
② 次の行動理由が設計されている
継続参加型の施策では、単に参加できるだけでなく、「もう一度参加したくなる理由」が設計されています。
例えば、
- あと1回で応募条件を達成できる
- 購入回数によって特典が変わる
- 続けるほど当選確率が上がる
といった仕組みです。
ユーザーにとって次の行動が明確になることで、継続的な参加につながりやすくなります。
③ 接点が残る
継続参加を実現するうえで重要なのが、「キャンペーン終了後もつながれる状態」を作ることです。
例えば、
- LINE友だち登録
- 会員登録
- 応募フォームでの情報取得
などによって、
企業側は継続的な情報発信やコミュニケーションが可能になります。応募数だけでなく、その後も接点を維持できるかどうかが、継続施策の成否を分けるポイントになっています。
業種別で考える活用アイデア
メーカー向け
ステップアップ×レシート応募キャンペーン
購入回数に応じて応募口数増加や特典がランクアップする仕組み。
「もう1回購入しよう」という行動を促しやすい施策です。
小売向け
来店スタンプ×マイレージキャンペーン
来店回数に応じて特典を解放する方式。来店時に取得できるシリアルナンバー等を入力してスタンプ(またはポイント)を集めることで獲得したスタンプ数(またはポイント数)に応じた得点がもらえる、という仕組み。
次の行動理由が設計されているため継続来店の動機づけにつながります。
店舗・飲食店向け
来店スタンプ×LINE友だち登録
来店ごとにポイントやスタンプを蓄積。一定条件達成でクーポンや特典を提供するという仕組み。
LINEでの友だち登録を促すことで継続接点を構築することできます。クーポンや特典を獲得できたという満足感も得られるため、その後の情報配信なども継続的に受け取られやすくなります。
まとめ
6月のお問い合わせ集計から見えてきたのは「参加しやすさ」への関心の高さでした。
そして7月のお問い合わせ集計から見えてきたのは「続けたくなる仕組み」への関心の高まりです。
レシート応募、シリアル応募、マイレージキャンペーンなどの施策は、単なる販促施策ではなく、
- 継続購入
- 継続参加
- 継続接点
を生み出す仕組みとして注目されています。
キャンペーンを企画する際は、「応募数を集めること」だけでなく、
「次の行動につなげること」という視点を持つことで、施策の価値をさらに高めることができるかもしれません。
SMARTCROSSでは最適化されたキャンペーンプラットフォームにキャンペーンごとの目的やターゲットに応じた機能を組み合わせながら企画設計を行っています。
ランキング上位施策5つの詳しいサービス内容は下記よりご確認いただけます。
本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございました!
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