今さら聞けない?キャンペーンの進め方で抑えておくべき8つ

キャンペーンの全体の進め方についてまとめました。
初めてキャンペーンの担当になった、何回かキャンペーンやったけどあまりよくわかっていない、
そんな方におすすめの記事です。
全ての工程を代理店などに委託されるケースもあるかと思いますが、
ぜひ参考にしていただければ幸いです。

企画を立てる

新商品の発売、流通タイアップなどキャンペーンを実施する動機は様々ですが、
ターゲット層に合わせた応募方法や参加条件、クリエイティブを制作します。
企画を立てる際に決めないといけないことは次の5つです。

  1. キャンペーンの目的(誰にどんなことを期待するか)を定め、KPIを設定する
  2. 全体の予算を決める(または限られた予算から逆算する)
  3. キャンペーン認知(SNS、自社サイト、広告、店頭などのオフライン)の方法、
    応募開始、応募終了、景品発送までの流れを設計し、無理な運用ではないか確かめる
  4. 概算見積を複数社から取る。
    例)応募システム、サイト制作、景品代、発送などの事務局代行費・・
  5. 社内で稟議を通す

委託先を選定する

委託先選定時のポイント
  • 価格と内容をしっかり見比べる
  • セキュリティ面で安心できるサービスか確認する
  • 実績が豊富か(大手企業も導入しているか)
  • 運用中のサポート体制は整っているか


便利なチェックシートをご用意しております。以下からダウンロードが可能です。
失敗しない為の委託先選定時の確認/比較チェックリスト10

まずは価格と内容をしっかり確認します。
営業資料では安く見えても課金体系が従量制の場合、結果高くなる場合や
他社と比べて割高だが費用内で全て対応してくれる会社など様々です。
運用中に想定できることは事前に洗い出して見積の際に追加費用になるか確認しましょう。

次にセキュリティ面です。
安価なサービスでもセキュリティ対策がしっかりされていないと、価格に見合いません。
自社のセキュリティ基準と委託先の基準を見比べて問題ないかしっかり確認しましょう。

実績は数が多い方が安心で、特に大手企業の実績が多いところを選びましょう。
その理由としましては、委託先選定の段階でスケジュールの都合もあり、委託先について調べられる時間は限られています。(限られた時間の中で決断しないといけません)
その為、導入実績というのは非常に有効な選定要素の1つです。
大手企業が導入しているということはその理由が必ずあるはずです。
また上場企業など取引基準レベルも高いので、サービス自体も提供会社も安心できます。

最後に運用面です。
メールが中心のコミュニケーションとなりますが、メールだけ、チャットのみ、サポートだとやや不安です。サービス提供事業者側の対応速度(レスポンス)も大事な要素の1つです。
電話でも受け付けているか、最近ですとWeb会議なども採用している会社もあります。
また運用の専任のスタッフがついてくれるかも大事です。
よく聞くケースですが、営業マンが運用のフォローまで兼務していて、連絡してもなかなか繋がらない等もあるようです。

発注する

契約内容に問題がないか確認します。
追加費用になるケース、ならないケース、しっかり確認しましょう。

キャンペーンサイトを構築する

要件通りに進行できているか、随時確認します。
サイト制作などのクリエイティブは言語化して伝えるのが難しいので、
事前に参考サイトなどを提示してあげると双方にとってスムーズに進行できると思います。
レスポンスなどを考えると進行管理専門のスタッフが付いてくれるかがポイントです。

運用する

管理画面を使って応募状況を管理します。
運用途中に応募データの抽出、CSV出力などが必要な場合は、そのあたりの機能が実装されているか事前に確認しておく必要があります。

集計する

応募が締め切りとなれば、管理画面で集計結果を確認します。
ダッシュボードのような機能があれば、社内での報告資料としてすぐに使えるので便利です。

景品発送する

当選者に景品を発送します。
最近ではデジタルギフトが主流です。現金や金券類が今でも人気があります。
また発送コストにおいても、家電、小物などは1件あたりの配送費、梱包費など大きなコストがかかりますが、デジタルギフトであれば、これらの費用は不要なので、費用の圧縮が可能です。
ユーザがもらって嬉しいデジタルギフトは、主催者側のコスト削減にもなり、双方にメリットがあります。

効果測定をする

目標値(KPI)としていたものの達成状況を確認します。
また、次回の実施へ向けて改善点などがあれば、解決しておきましょう。

改善点の洗い出し
  • 目標値(KPI)に対してどうだったか
  • 全体のキャンペーンフローが最適だったか
  • 参加条件、応募方法に課題はなかったか(参加ハードルが高すぎないか)
  • システム(応募フォーム)の利用で困ったことはなかったか
  • 委託先に対する評価(改善要望などあるか)

いかがでしたでしょうか。
キャンペーンの全体の流れについてご説明させていただきました。

「まだ詳細は何も決まってないけどちょっと相談してみたい」
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honda
新卒でITエンジニアとしてキャリアをスタート。その後数社ベンチャー企業を経て株式会社メディアスクエアへ入社。現在は主にテクニカルディレクターを担当。趣味は旅行とアンテナショップ巡り。